
ホームページ制作の見積もりを何社かに頼むと、同じ「5ページのコーポレートサイト」でも金額が何倍も違うことがあります。
高いほうがぼったくりで、安いほうが良心的、という話ではありません。見積もっているものが違うだけです。何が金額を動かしているのかを分解します。
もっとも大きな差がここです。既存テンプレートに文章と写真を流し込む作り方と、その会社のために一からデザインを起こす作り方では、かかる時間がまるで違います。
テンプレートが悪いわけではありません。伝えたいことが定型的なら、テンプレートで十分に成立します。ただし同業他社と並んだときに見分けがつかないという代償があります。何で選ばれたい会社なのかがはっきりしているほど、オリジナルで作る価値が出ます。
見落とされがちですが、金額差の実態はここにあることが多い項目です。原稿と写真を発注側が全部用意するのか、制作側が取材して書き起こすのか。後者は当然コストが乗ります。
そして、サイトが読まれるかどうかを決めるのは、デザインより文章と写真です。安い見積もりの多くは「原稿・写真は支給」が前提になっています。見積もりを比べるときは、この前提が揃っているかを最初に確認してください。
作って終わりのサイトは、半年で情報が古くなります。更新のたびに制作会社へ依頼して費用が発生する作りなのか、自分たちで直せる作りなのか。ここは運用の総額に効いてきます。
私たちが「Webサイトの民主化」と呼んでいるのは、この部分です。納品後はお客様自身で更新できる形にしてお渡しし、必要な方には月額10,000円〜(税別)の伴走サポートをご用意しています。
デザインが良くても、検索結果に出てこなければ人は来ません。ページごとに適切なタイトルと説明文が設定されているか、構造化データが入っているか、サイトマップが検索エンジンに届いているか。こうした土台は、後から足すより最初から入っているほうが安く済みます。
最近はここに、AIの検索結果に引用されるかどうかも加わりました。事実がはっきり書かれていて、質問と答えの形で整理されているページのほうが、AIは引用しやすくなります。作るときに考えておけば追加費用はかかりません。
なお、見積書に「SEO対策」とだけ書かれている場合は、具体的に何をするのかを確認してください。検索順位を保証する提案には特に注意が必要です。順位は検索エンジン側が決めるもので、誰も保証できません。
制作自体はオンラインで完結します。それでも地元に頼む意味があるとすれば、現地に行けることです。実際の店舗や現場、働いている人を見て撮った写真は、素材写真とは伝わり方が違います。地域のお客様が何を見て選ぶのかも、同じ地域で商売をしていれば感覚が分かります。
ホームページ制作・Web制作は、1ページ構成のMiniが¥150,000〜、複数ページのStandardが¥400,000〜、戦略設計から運用支援まで含むBusinessが¥800,000〜(いずれも税別・下限価格)です。最短2週間で公開できます。
金額に幅があるのは、上の4要因が案件ごとに違うためです。見積もりの段階で、何にいくらかかっているのかと、今回作らずに後回しにできる範囲をあわせてお出ししています。
業務システムのほうの費用の考え方は、システム開発の見積もりは、何で金額が決まるのかにまとめています。
ご相談・お見積もりは無料です。まだ何を作るか決まっていない段階でも構いません。