
システム開発の見積もりは、比較しづらいと言われます。同じ相談をして、A社は80万円、B社は300万円という開きが出ることも珍しくありません。
高いほうが手を抜いていて、安いほうが良心的、という話ではありません。見ているものが違うだけです。何が金額を動かしているのかを分解します。
もっとも分かりやすい要因です。ただ、数だけでは決まりません。一覧を表示するだけの画面と、入力内容によって項目が変わる画面とでは、必要な手間がまるで違います。
「画面10個」という数字より、「そのうち入力がある画面はいくつか」を見たほうが実態に近づきます。
裏側でどうデータを持つかは、見積書には出てきませんが金額に効きます。あとから項目を足せる作りにしておくか、いまの業務にぴったり合わせて固く作るか。前者は初期費用が上がり、後者は変更のたびに費用が発生します。
どちらが正しいということはなく、事業の変化の速さで決めるべきところです。
会計ソフト、既存の基幹システム、決済、メール配信。外部サービスとの連携が入ると、相手側の仕様に合わせる作業と、うまくいかなかったときの処理を書く作業が乗ります。
「つなぐだけ」に見えて、実際には一番読みにくい費用がここに出ます。
社内の数人が使うシステムと、取引先や一般のお客様が触るシステムとでは、必要な作り込みが変わります。後者は、想定外の使われ方への対策や、見た目の作り込みが必要になります。
予算に合わないとき、機能を削って薄いシステムを作るのは、たいてい失敗します。使われずに終わるからです。
現実的なのは、**順番を決めること**です。いちばん効果の大きい業務から作り、実際に使ってみて、次に必要なものを決める。私たちが初期費用15万円〜という規模から着手できるのも、最初から全部を作らないためです。
オーダーメイドシステム開発では、初期費用15万円〜・月額5,000円〜(税別)でお受けしています。金額の幅が大きいのは、上の4要因が案件ごとに違うためです。
見積もりの段階で、どの機能にいくらかかっているのかと、今回作らずに後回しにできる範囲をあわせてお出ししています。金額そのものより、「なぜその金額なのか」が読める見積書であることを大事にしています。
ご相談・お見積もりは無料です。まだ作るものが決まっていない段階でも構いません。